涅槃仏のお寺 / Wat Phra Non : 訪問日 25Oct2009


Kamphaeng Phetの歴史公園は、城壁によって守られた寺院跡周辺地区と、
旧市街の北の森の中のAranyik地区の2つのエリアに別れており、この遺跡は、Aranyik地区にあります。















そして、この遺跡は、Phutthawatと呼ばれるエリアと、Sangkhawatと呼ばれるエリアの2つに分かれています。

Phutthawatには、Ubsot、涅槃仏があったVihara(礼拝堂)、釣鐘型のChedi(仏塔)、
妄想のMara軍を撃退し、悟りを開く為に降魔印を結んでいる仏陀像が納められていたMondapaがありました。

そして、Phutthawatの北に位置するSangkhawatは、僧侶達の居住の場であり、住居、池、Sala(東屋)、便所が
ありました。そして、セーマ石(結界石)も見つかっています。




遺跡を北東から見たところ。














東正門前の井戸です。

この水で身を清めたのだと思います。













Entrance Pavilionと説明がありました。

身を清め着替えをしたのではないかと思います。













周壁の東門です。














東門から中に入り、Ubosot跡を北東方向から見たところ。














Ubosot跡には、八角形の柱が並んでいます。














Ubosotを抜けるとVihara(礼拝堂)があります。















Vihara跡には、四角な太い柱が林立しています。

ここの柱は、見た事ないくらい異様に太いです。
















そして、Viharaの奥には涅槃仏が祀られていました。















ここに、その涅槃仏があったのだろう。
このレンガの塊が涅槃仏???
その上の壁に残った漆喰の跡が、涅槃仏の形のようにも見える??
ここに涅槃仏があったと想像するのは難しい。
(涅槃仏は、ここじゃなかったらすみません。)

そして、この遺跡の名前は、この涅槃仏に由来しています。

Phraとは、「貴い」とか、そんな意味で、この場合は仏陀様を指します。
そしてNongは、「寝る」と言う意味で、Phra Nonは、涅槃仏の事です。
そして、Watは、「お寺」。
よって、Wat Phra Nonは、「涅槃物のお寺」とでも訳すべきか。




そして、Viharaの更に奥には、釣鐘型のChedi(仏塔)があります。














そのChedi(仏塔)です。














Viharaを北から見たところ。














Chedi(仏塔)の更に奥を見たところ。














ここが、降魔印を結ぶ仏陀像があったMandapaです。

確かに奥の壁には、仏陀の座像の跡があるように見えます。













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